X線CT装置の選び方

初めに

X線CT装置は「内部でも非破壊でデータ取得出来る」というのが最大のメリットです。ただ一口に「X線CT装置」と言っても、それぞれ特徴毎に幾つかカテゴリーに分かれます。ご要望に合った機種を選んで頂く為に、分類についてご紹介します。

まず初めに、以下が「X線CT装置」に関してお客様から聞く代表的なご要望です。

  • 樹脂製品の内部に巣穴などの欠陥があるか確認したい
  • 繊維入り樹脂製品で繊維の配向を解析をしたい
  • アルミ製品の内部欠陥を確認したい
  • 鉄、超硬合金、白金、ダイヤモンドのサンプルで試したい
  • アセンブリーの状態で内部部品の組み付け状態などを確認したい
  • アセンブリーの状態で寸法測定をしたい
  • 微細な穴の径や内部の複雑な形状などを非破壊で測定したい

これらのご要望からポイントになるのは、大まかに以下4つの項目です。

  • サンプルの材質(金属の有無)
  • サンプルの大きさ(長さと直径)
  • 内部観察か寸法測定か
  • どの位細かい形状を観察または測定したいか(必要な分解能)

あと他に選定でポイントとなるのが、以下6つです。

  • 装置の価格と納期
  • スループット(インライン対応可否)
  • 得られるデータ形式(REK、STLなど)
  • 予定設置場所に置けるか(装置の大きさや重さ)
  • 寸法測定精度と精度保証の可否
  • 実績とサポート体制

これらの条件を踏まえて、幾つかのカテゴリーに分類をしていきます。

X線CT装置の分類

TomoScopeは右上の「樹脂+金属&内部観察+寸法測定」に分類されます。

 

【金属対応について】

金属はアーチファクトと呼ばれるノイズの影響により一般的にX線CTでは難しいと言われています。TomoScopeはこの対策に力を入れており、他の装置と比較してアーチファクトの影響が少ないことが特長です。

【寸法測定について】

TomoScopeのメーカーであるドイツのベアト社は1951年設立の三次元測定機メーカーです。X線CT装置でもただきれいな像を取得する為ではなく、寸法を測定する為により正確なデータ取得を目指しています。その過程でノイズの少ないデータを取得する必要性があり、様々な対策の結果、鮮明なデータが得られるというご評価に繋がっています。また測定機専門メーカーのオリジナルソフトWinWerthで測定条件設定から解析までを行い測定精度4.5μmを保証しているという点も大きな特徴です。

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新着情報

2017年5月
【新オプション情報】
OnTheFly(高速スキャンオプション)がリリースされました。
2017 年5月
【新製品情報】
TomoScopeシリーズから最小モデルであるXSがリリースされました。
2017年4月12日
【展示会情報】
2017/5/24~26にパシフィコ横浜で開催の「人とくるまのテクノロジー展」に出展します。
小間番号:25
 
2017年2月23日
【雑誌掲載情報】
検査技術2017年3月号(日本工業出版発行)に記事「寸法測定X線CTと注目の機能」が掲載されます。