【最新アーチファクト対策例】MSP-CT

TomoScopeのオプション機能の一つ、MSP-CTが2023年に更に進化しました。

MSP-CTとは複合品をスキャンする際にアーチファクトを軽減させる機能です。例えばコネクタのような樹脂+金属の部品であれば、樹脂に合わせたスキャン条件(①)と金属に合わせたスキャン条件(②)の計二回のスキャンを実施し、その二つのデータから専用アルゴリズムを使って、アーチファクトが低減された一つの3Dデータを生成するという方法です。

最新MSP-CT処理後

コネクタのボリュームデータ(MSP処理後)です。

MSP-CT処理をしてアーチファクトの影響が少ないデータを得られると、材料毎にSTL化し解析出来ます。

MSP処理は以下の二つのデータを用いて生成しました。

樹脂に合わせたスキャン条件(①)
金属に合わせたスキャン条件(②)

電話でのお問合せはこちら

048-441-1133

エスオーエル株式会社

〒335-0012 埼玉県戸田市中町1-34-1

受付時間:9:00~17:30(土日祝を除く)